ワ■▼ン を打ってしまった人 --> 情報の集め方


報道の自由がない日本 < 世界報道自由度ランキング第67位

世界報道自由度ランキング(Press Freedom Index)は、「 国境なき記者団 」が年1回発表している指標です。

Press Freedom
「意見の多様性」や「政治・企業・宗教からの独立性」などについて、 国際ジャーナリストたちからアンケート調査を行なっています。
その調査報告書の中に世界報道自由度ランキングがあります。

2021年の報道の自由度ランキングで、日本は世界180ヶ国の中で第67位でした。
私たちの住んでる国は、報道の自由度があまり高い国とは評価されてません。
先進国の中では、むしろ報道の自由が制約されてる国と思われているようです。

自由な取材や報道が叶わない国で、私たちはどれくらい自分の国の現状を知り得ているでしょうか?
よその国のニュース報道を見て、「なんて国だ!」などと思うことがあるでしょう。
自分の国情も知らされないでいて、よその国を冷評しているのです。
もう少しでいいから報道の自由度があれば、たくさんの救われる命も体もあるのに・・・。(^^)
命令?立場?給料?権力?能力?扶養家族?忠誠心?上司?勇気?打算?失望?地位?将来?出世?環境?慣習?生活?
がんばれ! 日本のジャーナリストたち! 

報告書には順位だけでなく、評価の元になったコメントもあります。

報告書では、日本について
慣習や経済的利益に阻まれて記者が権力監視機関としての役割を十分に果たすことが困難になっている
などと指摘しました。
また、政府に批判的な記者などがSNS上で攻撃されているとしたほか「去年9月に就任した菅総理大臣は 報道の自由をめぐる環境の改善に何も取り組んでいない」と評しています。
引用元: NHKニュース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210421/k10012988411000.html

古来から力のある者には逆らわない穏健な日本の風土が、海外のジャーナリストには奇異に感じられるのでしょう。
( 「穏健」という言葉を使ってみましたが、「健」を隠すと書きますね。調べてみたら、反対語は「過激」なんだそうです。 )
公平・中立というのは難しいことですが、同じニュースでもそれぞれ違った視点から取材や検証した報道があったらなら、 受け手にとってもそれぞれの真実を得る手がかりになるでしょう。

「・・・権力監視機関としての役割を十分に果たすことが困難・・・・」と評されてるように、 上流から流れて来る情報は、発信元の大きな力に配慮し過ぎた情報になっています。

Find Truth
本当のことを知りたいと思ったら、受け身ではなく、自ら情報を取りに行かねばなりません。
日本という国は、報道する側も情報を求める側にも、不自由な国なのです。    困ったことに・・・面倒な国です。

報道の自由度ランキング2021年の第1位から第70位の国リストは、 ここをクリックしてください。
報道の自由度ランキング2021年の第60位から第100位の国リストは、 ここをクリックしてください。
<出典>  Reporters Without Borders - 2021 World Press Freedom Index   https://rsf.org/en/ranking

Googleの正体

グーグル(Google)は、時価総額が100兆円以上もある世界トップクラスのお金持ち会社です。

世界の時価総額

100兆円がどれほどの巨額かというと、国家予算レベルです。

日本国の2021年度一般会計予算案の総額が106兆6097億円、

もっと分かりやすく言うと、

日本人の一人一人に100万円を配れるくらい(配りませんが)資産を持つ会社なのです。

(現在、グーグルは組織再編されて、持ち株会社アルファベットの傘下にあります。)

かつては、このトップ・ランキングを日本の会社が賑わしていましたが、 今では大きく後退してしまってトヨタ社が43位に残っています。

ところで、 Google検索やGメール、そして動画のYouTubeを利用して、その利用料をGoogleに支払った覚えがありますか?
これらは無料サービスですから、Googleへ送金したなどという人はいないはずです。(YouTubeも買収されてGoogleです)
それでは、このような有益なサービスを無料で提供し続けて、Googleはいったいどこから巨額の収益をあげているのでしょうか?

Googleの収益のほとんどは広告宣伝費です。
Googleは、天才頭脳クリエーター集団の「 IT企業 」と思われていますが、真の姿は「 世界一の広告宣伝企業 」なのです。
世界のメガ・エージェント
しかし、世界の広告業界では「メガ・エージェンシー」と言われる巨大グループが広告市場を牽引しています。
(日本の電通もメガ・エージェンシーの一社です。)

これらの広告会社とは異なり、Googleは広告を作らないで巨額の広告宣伝費を得ている賢い会社なのです。

今や9割の人がGoogle検索を利用していると言われています。 また、テレビを持たずにYoutubeの動画サイトが娯楽や情報源という世代に変化しています。 いずれもGoogleの無料サービスに大きく依存するライフ・スタイルです。
検索の結果表示や動画のオープニングに企業広告が現れることがありますが、その広告が五月蝿いほどではないし、 見なかったことにもできるでしょう。その対価だけで巨額の宣伝広告費が得られる訳ではありません。

スマホのOSは、アップルのiOSが世界市場でシェア約65%、残り35%がGoogleのアンドロイドです。
いずれもGoogle検索とYoutubeを子供からお年寄りまで簡単に利用できるようになっています。

Googleは、シークレットモードで検索しようが、常にユーザー情報を収集し、データセンターに蓄積し、 1日に360回もユーザーの居場所を特定してるということを知っていますか?
データを収集する目的は、ユーザーのリアルな行動や嗜好を知り、求めているサービスを厳選して差し出すためです。 ユーザーにすれば自分を知り尽くした優秀な秘書や召使いを雇用しているのと同じで、簡単なキーワードの一言で 好みのサービスが得られることになります。
つまり、関連性の高い検索結果を表示したり、個人の趣味嗜好に合った広告を表示したりユーザーと広告主との確率の高い満足度を達成できるのです。 ここにマーケティングという戦略家が加われば新たな需要を産出したり喚起されることになります。 しかし収集されたデータにはプライベートな情報が多く含まれていて、ユーザーのプライバシーを侵害する行為が行われる恐れも出てきます。

こういうユーザー追跡(トラッキング)よりも、もっと深い問題が潜んでいます。 Googleが提示してくれる上位情報だけを見ていると、いつしか趣向がGoogleの思い通り変えられても気がつかなくなる恐れがあるということです。

雑多な情報の海の中から何を優先してユーザーに提示するかという検索アルゴリズムに歓迎できない傾向が現れています。
ホームページの検索リストへの順位を決定していたルールの変更です。

そのページに何が書かれているかよりも、 どこの誰が書いているかを重視するようになってきました。
ページの内容よりも発信元の権威が重視されるようになり、 検索上位には、官公庁のドメインやニュース・メディア、公式サイトや大手企業が並ぶ傾向が強くなっています。


この変更はGoogleの収益元が商業目的の広告主だけでなくなってきて、何かを買わせるという目的とは違う目的でGoogleを活用する 新たな顧客層が加わったということです。
個人情報のトラッキングも問題ですが、検索結果の決定方法が権威優先に変わってしまったことがもっと深刻な問題なのです。

「過去の検索履歴」「位置情報」「ユーザー属性」などを収集しない、そして権威に捕らわれず 偏りのない検索を望むなら、 GoogleやYahooとは別の検索ツールの選択があります。( YahooJapan検索もGoogle検索エンジンを使用しています。)

副反応がGoogle検索上位に出ない訳

遺伝子ワ■▼ンを接種するかどうか迷った時や、接種後に重い副反応で困った時などに、 Google検索を利用してネット情報を収集します。
その検索上位に現れるのは、厚労省や自治体のホームページ、医療機関や権威者の解説サイト、 大手ニュース・メディアの情報リンクが多く、 その内容はワ■▼ンの有効性を強調し接種後の副反応は軽微であるとされた情報ばかりです。

死亡者が出たり重篤な後遺症で病んでる人が大勢いる実情を伝える情報リンクが検索上位に現れることはありません。

そういうGoogleのルール、検索品質評価ガイドラインがあるのです。

ユーザーの生命・財産を保護するために、間違った情報を伝えないように、 Google語で言うE-A-T、 つまり専門性(Expertise)と 権威性(Authoritativeness)・信頼性(Trustworthiness) を重視する方針があります。
Google E-A-T
Googleのネット検索の占有率が高まるにつれ、さらにE-A-T(専門・権威・信頼)を重視するようになりました。
E-A-Tを軽視したサイトは確実に上位表示されないようになってしまい、 当初はYMYL(Your Money or Your Life)というお金・生活・健康の分野に限ったガイドラインだったのが、 2019年以降にはすべての分野の検索までも権威優先にシフトしたのです。

2020年1月と5月、2021年11月と続いた検索アルゴリズムのアップデートによって、Googleは極端に権威主義・保守化してしまいました。
「健康と医学」に関するキーワードへの規準変更が特に目立ちます。
医療分野で言うと、「質が高い情報は、医学的専門知識や認証評価を持った人や組織から発信されるべき」という規準です。

愛する家族が認知症とどのように闘ってきたかなどを語るブログの中で、知り得た知恵を共用したいと熱心に発信してるとします。
この例は、医学的な助言ではなく個人の経験談であって、 病気の医学的な情報や助言は医師や健康の専門家に由来すべきとGoogleは低評価するのです。


病人側からの情報品質は高評価の対象とされません。低評価ならまだ良い方で、混乱を招く有害サイトと認定されたら評価対象にもされず、 検索結果に現れることはありません。
Googleから高評価されるのは、医学の専門知識を持ち、その分野で実績のある権威者や機関からの情報でなければなりません。
検索上位は権威筋が占め、その次は権威追従組が高評価されるというのが現状なのです。
記事の内容を評価されて上位にランキングされたというのは遠い昔話になってしまいました。

Google
『 副反応 』などというキーワード検索で有害事象に関する情報を見つけにくいのは、 厚労省や政府・公的機関などの権威筋と見解が異なり評価されない情報だからです

試す価値もありませんが、このホームページを思いつく限りのキーワードでGoogle検索してみると分かります。
発信者の専門が医学ではなくて、しかも匿名。無料サーバーを利用し○○○.comというドメイン名を取得・登録していない。 ページのタイトルにワ■▼ンなどと伏字を使用。これだけでページの内容を見る以前に低評価されてしまいます。

Googleが権威主義に変貌していった訳は、そしてGoogleと医療産業ビジネスとの関係は想像するしかありません。

権威は権威を守り巨利を得ます。
Google は巨額な収益を得ています。主な収益源は依頼主からの成功報酬です。それぞれの依頼主に利する情報を流布した成果です。
Googleの無料サービスでユーザーに提示されるのは、無作為な情報ではありません。 情報提供元が最大利するよう、最先端のAI人工頭脳で選択された情報リストが提示されるのです。
無料サービスは、ユーザーが知らぬ間に対価を払わされているものです。
医療や健康に関する検索では、その対価が金銭の他に、健康や生命にまで及ぶことがあります。
2019年3月13日のGoogleアップデート以降、健康の分野では、ユーザーが見たいものを表示しなくなりました。


世の中の大きな流れの中に、何か違和感を覚えたら、GoogleやYahooとは違う検索ツールで調べてみましょう。

Googleが起業したばかりの頃、Goolge検索エンジンの素晴らしさを日本にも広めようと応援したものです。
故に、このようなGoogleの変貌が余計に残念でなりません。


検索エンジンをDuckDuckGoに切替える

Googleに代わる検索ツールとして、まずDuckDuckGo(ダック・ダック・ゴー)を試してみるといいでしょう。
DuckDuckGoはユーザーの個人情報や検索履歴を保存しないことで、プライバシー保護を重視しています。
公式サイト:https://duckduckgo.com/
DuckDuckGo
DuckDuckGoは、Bing、Yandex、Wikipediaなど他の検索エンジンからの結果を集約し、それらをユーザーに表示します。
ユーザーは追跡(トラッキング)されずに検索結果だけを見る仕組みになっています。
完全公開のオープンソースでプログラミングされていて危険性はありません。

Googleのような権威重視も無い代わり、ユーザーが求める情報を推測してくれる有難いサービスもありません。
厳密に1広告/ページの収益モデルで運営されています。

検索エンジンをDuckDuckGoに切替える方法について、ここでは具体的な解説は示せません。
所有してるのは10年以上も前の機器で、利用してるLinuxというOSでは最初からDuckDuckGoを選べました。 最新のスマホもタブレットもPCも無いので、アドバイスできる環境にありません。
申し訳ありませんが、検索エンジンをDuckDuckGoに切替える方法は、下記のリンクを参考にするか、ご自身で調べてみてください。

DuckDuckGo
ダックダックゴー(DuckDuckGo) の特徴と設定方法|Googleとはどう違う?
Marketing Native https://marketingnative.jp/what-is-duckduckgo/

Internet Explorer、Google Chrome、 SafariにDuckDuckGoを既定ブラウザにする方法を解説しています。

DuckDuckGoとは? 超分かりやすく解説します!
https://stapo.net/useful/duckduckgo.html
アイフォン(iOS8以降)やアンドロイドでDuckDuckGoを使う方法を解説しています。

既定の検索エンジンをGoogleなどからDuckDuckGoなどに変更する方法
https://www.alt-movements.org/no_more_capitalism/hankanshi-info/knowledge-base/change_default_search_engine/

Windows10、Microsoft Edge、MacのSafariの場合、Linuxの場合などを解説しています。

DuckDuckGo
検索エンジン「DuckDuckGo」をiPhone/iPadの日本語環境で使う方法をご紹介 (マイナビ・ニュース)
https://news.mynavi.jp/article/20150511-ipadiphonehacks/

iOS 8の「Safari」での切換えと日本語設定について解説しています。

【スマホ版】ブラウザでDuckDuckGo検索を設定する方法【Chrome・Firefoxなど】
https://raityo.com/browser-ddg-setting/

AndroidでDuckDuckGoを利用する方法を解説しています。


DuckDuckGoには検索窓の先頭に「!」を付ける ! Bangコマンドと呼ばれるユニークな機能があります。
検索窓に !w キーワード で Wikipedia検索。!a で Amazon検索。!tw で Twitter検索。他にも沢山あるので調べてみてください。

その他の検索ツール

現在、Googleは世界で96%以上のシェアを持ち、主要な40か国のうち、36国においてトップシェアを誇っていると言われます。
しかし同時に、Googleに代わるビジネス・モデルも必要とされています。

DuckDuckGoの他にも数多くの種類の検索ツールがあります。その中のいくつかを紹介しましょう。

小さい文字を見落とさない

情報はネットからだけ?・・・ではありません。
商品パッケージや広告チラシなどに小さく書かれている文字も貴重な情報です。
小さな文字
たとえば、アルコール消毒液の商品表示に図のような表示があります。

99%除菌 *すべての菌・ウイルスを除去できるわけではありません。

と書かれています。
この場合、「100%ではないけど、99%も除菌できる!」のなら、ほぼ完璧な消毒ができると受け止めがちです。

ところが、その横に小さな文字で「すべての菌・ウイルスを除去できるわけではありません。」と注意書きがあります。
もし目を凝らして読んだとしても、その意味することに気に留める人はどれくらいおられるでしょうか。

胃腸炎を引き起こすノロ・ウイルスにはアルコール消毒の効果がありません。
その他にA型肝炎ウイルス、ロタ・ウイルス、サポ・ウイルス、エンテロ・ウイルス、ラノ・ウイルスなどにも効果がありません。
アルコール消毒を万能と過信してしまうと、ノロのような(残りの1%?)危険な感染症には無効だってことなどに気が付きません。

アルコール(高濃度のエタノール)は細菌類の生体膜を透過して細胞膜やタンパク質を変性させます。 そして蒸発する際に細菌類の水分を奪うことにより菌を殺します。
コロナ・ウイルスは、脂質で作られた膜にスパイク・タンパク質が刺さった構造なので、 脂質膜もタンパク質もアルコール変性させられ壊されます。
しかし、ノロ・ウイルスのような脂質膜を持たない構造のウイルスにはアルコールは役立たずで、 物理的にゴシゴシと洗い落とすしかありません。
実際には、手や指の消毒には石けんやハンドソープでもみ洗いするのがベストで、 店頭などでの水が使えない場合に限りアルコール消毒するということです。


小さい文字表示の話に戻ります。
このような商品などには法的に表示義務があり、文字のサイズまで規定があるようですが、 それよりも小さく表示したい訳があるってことに気づいてください。
商品パッケージに限ったことではなくて、新聞・雑誌・広告・チラシ・ネット情報などあらゆる文字媒体で言えることです。
小さな書体で記されているのは見逃されても構わないくらい重要度が低い情報ってことですが、 でも、削除されずに残っていることに、小さな文字の大切な役割があるはずだと勘ぐってみるのも情報収集の一歩目です。
Sherlock_Holmes
注意喚起、警告、おことわり、大きな声で言えないことなど不都合な真実が小さく書かれている場合があります。
大きな文字を読み終えたら、小さな文字を探して見てください。発見があるかもしれません。

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次のページ(2)に続きます。

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It's A Jungle Out There

natto Kinase
It's a jungle out there.
Disorder and confusion everywhere.
No one seems to care.
Well I do.
Hey, who's in charge here?.
It's a jungle out there.
Poison in the very air we breathe.
Do you know what's in the water that you drink?.
Well I do.
and it's amazing.
People think I'm crazy, 'cause I worry all the time.
If you paid attention, you'd be worried too.
You better pay attention.
Or this world we love so much might just kill you.
I could be wrong now, but I don't think so.
It's a jungle out there

大好きな海外ドラマ「 名探偵モンク 」の主題歌
~まるでジャングル~ by Randy Newman
https://www.youtube.com/watch?v=0YkyH2rN0tA


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